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インバウンドや観光客を取り込むことだけが、地域の生き残る道ではない、という話

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観光も、もちろん大事だけど、

日本の殆どの地域は観光を「打ち出の小槌」的に考えてちゃダメだな、

「観光だけ」を考えてちゃダメだな、と思った話。

なぜそんなことを思うかというと、昨今の「観光立国のために地方も観光に力を入れるのだ」という方針。

政府の目標で順調に計画を上回るペースで推移しているのが、インバウンドなのは分かるのですが…

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観光に力を入れるのが悪いという訳ではなく、そこばっかり考えてないか?と思うのです。猫も杓子も観光。そりゃイメージしやすいからとっつきやすいだけでしょうよと。

観光業は日本の産業の5%程度にすぎない

結論から言えば、うまくいってるからといって「5%」に目を向けすぎじゃないですか?

日本経済には確かに貢献しているけど「それが全てですか?」という話。

「地方創生」に関しても然り。

地域は引きずられて良いのでしょうか?という点です。

これだけ産業があるにもかかわらず。

とりわけ地方創生というと「インバウンド!」「観光!」ってなりすぎじゃない?と思うのです。

人が減るから人を呼ぼう!関係人口の拡大だ!とはいうけれど

もはや人口構成の変革を関係人口に求めること自体が無理なレベルなので、人を呼ぼう!と薄いつながりを増やして疲弊するのは地元の人たちではないかと思うのです。

元々が観光地であればまだしも、「住宅街」でそんなことをやっても骨折り損のくたびれもうけ。

どこの地域も最大産業は「介護・医療」になることを頭に入れておこう

「地域活性化」というとピックアップされがちなのが「農業漁業」と「観光」ですが、

他のビッグ産業もあるな…ということを知っておくか、知らないかは大きく違うと思います。

では、どうすれば良いのか

人口や産業構成が再び大幅に変わることを所与として

「地域としてそれぞれに応じたスモール産業のあり方を考えて実行する」のが大切なのではないでしょうか。

「この地域には産業がない」と言われても

細っている既存の産業や資源を元に、小さくても新しい産業の芽をつくることこそが、次世代に地域を残していくことにつながると思っています。

それが観光かもしれないし、そうでないかもしれない、と考えなければならない、とも。

1%お金の流れが変われば、負の循環ばかりではなくなるとの試算結果も出ています。

私は、この1%のお金の流れを変えるべく、

観光の可能性も含めて、あらゆる「小さな産業」の可能性を探っていくこれからにしたいと思っています。

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銀行辞めて田舎で収入の柱を複数持って“合わせ技”で生きてる33歳。限界集落で島暮らしを楽しみながら、ひじき漁や畑からWeb・動画・講演までこなす現代の「百姓」です。沖家室ひじき生産・加工・情報発信及びカスタマーサポート担当。

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