【防災情報】ようやく周防大島の断水が解消!あなたの家の備えは充分ですか?「明日はわが身」の災害に備えたいおすすめ情報まとめ。
周防大島の断水がようやく解消されました…!
平成30年10月22日に起きた橋の事故から1ヶ月以上…。とにかく長かった。
断水生活を経験した今だからこそわかる、災害への備えについてまとめてみました。
突然の断水だけでなく、地震に伴う断水など「水が蛇口から出なくなったとき」にどう備えれば良いかがわかる記事です。
\悲願/🚰 水が出た….!!
これで皿も洗えて料理もできるし、洗濯も、トイレも、お風呂も不自由なくできます。
1ヶ月の断水長かった。蛇口から水が出るって、こんなにも素晴らしいことなんですね!!!みんなこれ人ごとじゃなく教訓にしてね!!! pic.twitter.com/TEpccGYqYn
— さかえる🏝ひじき漁師 (@sakaeruman) December 1, 2018
蛇口から水が出ない…!断水で困ることと対策まとめ
断水になると、次のようなことが困ります。
- トイレが流せない
- 風呂に入れない
- 当然シャワーも浴びられない
- 食器が洗えない
- 料理ができない
- 歯磨きができない
- 洗濯ができない
そんな7重苦を乗り越えるために必要なノウハウを、実際に長いあいだ断水の憂き目にあったさかえるがサクッと解説します。
トイレが流せない
これ地味に辛いんですよね…。
家族といえど「まとめて流す」って心理的ハードル結構高いんです。
タンク式のトイレ(流したあと、手が洗える場所があるもの)だと、そこにペットボトルで給水すれば効率的に水流が発生するのですが、
悲惨なのは最近流行りのこのタイプ
….タンクがない!そうなると万事休す、必殺バケツor洗面器で流すことになります。
慣れてくれば洗面器1杯(約3~4ℓ)で流せますが、慣れないと洗面器2杯分くらいは1回トイレを流すのに必要になるのが地味に辛い。
しかも1日家にいる場合は、最低でも4~5回はお手洗いに行くことになると思うので、1人だったとしても4ℓ×5=20ℓもの水が必要になります。
風呂に入れない
最悪水汲んできて、沸かせばいいんじゃない?と思ったそこのあなた。
甘いです。
最近の電子給湯器では、ためた水を沸かすのではなく
内部でお湯を沸かす→お湯をためる
という順番なので、たまったお水をお湯にする、という機能がないものが増えています。
そもそも風呂桶200ℓにお水をためること自体が断水時ものすごくハードルが高いので、断水している間は風呂に入って身体を温めることは諦めた方が良いでしょう…。
当然シャワーも浴びられない
もはや説明する必要すらないかもしれませんが、蛇口から水が出ない以上、温かいシャワーも出ません。
- 電子ケトルで汲んできた水をお湯にして、タオルを浸して身体を拭く
- 水で濡らしたタオルを電子レンジで温めて身体を拭く
- 汗拭きシートで身体を拭く
- 断水エリアの外の銭湯に行く
….この4択になります。
最低限、ボディタオルを常備しておくか否かでだいぶストレスは軽減されます。
食器が洗えない
地味に辛いのがこれ。
ラップをお皿に被せて何とかできなくもないですが、汁物なんかは結構しんどいです。
料理ができない
食器が洗えないのと同時に、調理器具を洗えないのが水が出ないときに辛いところです。
料理自体ができないので、レトルト食品や冷凍食品をうまく活用する必要があります。
使い捨てできる紙コップや割り箸、紙の食器類は普段から多めに置いておくといざという時に役立ちます。
歯磨き、うがい手洗いがしにくい
できないことはないのですが、水の使用が制限される環境下においては疎かになりがちなのが、歯磨きとうがい、手洗いです。
衛生面での課題が断水時には浮き彫りになります。
洗濯ができない
サクッと選択できないのも辛いです。
断水エリアの外のコインランドリーへ行くか、同じくクリーニングに出すしかないですね。
断水が起きたときに知っておきたい知識と対策
給水車はすぐには来ない
地域差はあると思いますが、断水しても給水車はすぐには来ません。安定的に水が供給されるまで、1日程度は自分でなんとか工面するしかない場合もありますし、
広い地域での断水や、地震の時にはそれ以上かかる可能性もあります。
断水する!とわかった時にやるべきこと
普段から水を備蓄しておくのが第一ですが、とにかく風呂に水をためましょう。
断水すると分かってからすぐに断水するわけではありません。
水源から私たちの自宅まで水が届くまでには、たくさんの「中継地点」を経由しており、その中継地点には水が多少残っていることが多いからです。
実際、周防大島で起きた断水でも、ぼくの家では断水すると分かってからおよそ半日は水が出せました。その間に少しでもお風呂に水を張っておくことをおすすめします。
断水時に役立ったおすすめアイテムまとめ
わが家ではこのポリタンクが2つあるため
- 1つは普段から水を溜めておき
- もう1つは給水車などの水汲みに活用
というように使い分けました。2つあると便利でオススメです
え?1つも持ってない?いかんですね…。ホントに最低でも1つくらいは買ってお風呂場にでも置いておきましょう。
断水になっても給水車はすぐ来ませんが、便意と尿意はすぐ襲ってきますよ…
飲み水はやはり死活問題ですよね〜。
料理にも使いますし、歯磨きもしなければなりません。
トイレを流す水や、身体を流す水は最悪多少汚くても、
口にする水は体調管理的に綺麗な水を確保したいですね…。
冬場のみならず意外と重宝するのが「ガスコンロ」。
水を温めたり、鍋をしたり、
断水だけでなく電気が止まった時などにとても重宝します。
断水になると「洗い物」ができないので
重宝するのが「紙の食器」。ぜひ日頃から備えておきましょう。
ちなみに軽い洗い物をするときに重宝するのがペットボトル用シャワーキャップ
100円ショップにも売っている便利グッズです。
備えあれば憂いなし。来るべき災害に普段から備えておきたいグッズまとめ
断水に限らず、災害への備えとして必要になるものを >>台風や地震が心配?田舎での防災対策について考えてみた にまとめていますので、ぜひあなたも災害に備えてみてはいかがでしょうか?
今回紹介した記事
周防大島断水について
断水中のトイレ対策について
断水中の食事について
断水中の口腔ケアについて
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