田舎ベーシックインカム(インターン募集)|個人事業主として生きていきたい人向け
考え中。わしの住んでる集落で住み込みインターン?募集やったらこういうのって興味ある人おるかな
・週3月10万円(副業前提)
・不便さをチャンスだと思える
・仕事はSNS、ウェブから制作畑や草刈りまでさかえるのやってること何でも伝える代わりに何でもたくましく一緒にやりつつ2年以内に独立前提 pic.twitter.com/Gv3ViIHcuC— さかえる|沖家室ひじき (@sakaeruman) August 18, 2021
半年後には個人事業主として自走しはじめることが前提なのであまり詳しく前提条件や要項的なものは書きませんが、と、いうのも
- 陸続きの島とはいえ入り口から車で40分の不便な場所(その分自然も豊かです)
- 広い土地などはなく土地を活用するにしても段々畑など
- 高齢化率75%で人口60名の集落でご近所付き合いも濃い(その分温かいやりとりも多い)
….という結構な状況なので
「何も与えられていないゼロの状況からイチを作り出せないとそもそも厳しいから」
という理由でかなりざっくりした募集にさせていただいている、という背景があります。
地方移住の5段階レベルでいうと、レベル4とレベル5の間だと思っていただけると(詳しくは「【徹底解説】田舎暮らし・地方移住の現実!メリット、デメリットは?」などをご覧いただくとイメージが湧くかなと…)。
図解作成by @ruimaata
「田舎暮らししたい!」という人の8割はレベル1の地方都市暮らしから….をオススメしていますが、たくましくて人と違う経験したい若者がいたらご連絡ください!
田舎暮らしも起業も甘くないし合わない人にはとことん合わないので、ミスマッチでお互い不幸になってしまわないよう、
ものすごく情熱ある人以外はごめんなさいすると思いますが…。
DMで応募する際に確認しているポイント
・Twitterやその他発信の内容
・自分自身がどこの誰か、がわかる内容になっているか
・どんなことがやりたいか、どんな人生にしていきたいかがざっくりわかるかこういう超ざっくりしたやることすらほぼ決まっていない段階くらいで「興味あります」だけのDMを送る人ではなく、自分がどこの誰でどんなことが得意&やりたくて、一緒にこんなことできたら嬉しいっす、くらいの提案力がある人とご一緒したい気持ちです。集落だと対人コミュ力提案力本当に大切なので…!
また、聞いちゃいけないことはないので、不明点や不安なところはガンガン質問してください!(決して質問して怒ったりしません!笑)これも集落で活動していく上で「ググっても分からないこと」「聞くことでコミュニケーションが深まること」がよくあるので、グイグイ質問する力も大事だなぁ〜と思っているからです!(山や海の師匠は結構厳しい人も多いです。多少叱られながらでも質問できないとキツイかも…はあらかじめお伝えしておきます。)
こういう超ざっくりしたやることすらほぼ決まっていない段階くらいで「興味あります」だけのDMを送る人ではなく、自分がどこの誰蔵でどんなことが得意&やりたくて、一緒にこんなことできたら嬉しいっす、くらいの提案力がある人とご一緒したい気持ち。集落だと対人コミュ力提案力本当に大切なので…!
— さかえる🏝ひじき漁師 (@sakaeruman) August 18, 2021
集落住み込みインターンの5W1H
目的(Why)
- さかえる自身が集落で活動する同世代の仲間が欲しいと思っているから
- 集落の人口が減り続けてこのままだと数年後に集落が維持できなくなることが見込まれているから
- 「産業がない地域」なので、昔ながらの働き方である個人事業や家業でないと仕事が生み出せない(逆に考えるとそのチャンスが残っている場所)から
誰に(Who)
- 健康でコミュニケーション能力の高い方
- ちょっとした提案や質問が自分から積極的にできる方
- パソコンでの資料作成や簡単なウェブサイト作りなどが調べながらできる方
- 新しい知識や未知の体験、不便さを楽しめる方
- 草刈りやボロボロの古民家での作業(闘い)を楽しみだと思える方(虫もわんさか出ます)
- 半農半X、半漁半Xを一からやってみたい人
- 田舎での体験型シェアハウスの立ち上げを一からやってみたい人
いつから、いつまで(When)
- 双方都合がつけばすぐにでも
- 但し、コロナ禍のため事前の調整や根回しに1ヶ月程度は必要
- お互いミスマッチにならないよう2週間ほどお試し暮らしをぜひ
- 10万円の支払いは6ヶ月間の予定(5月〜10月)
- 地域で仕事を見つけて(作り出して)そのまま住み着いてくれたらすごく嬉しい
どこで(Where)
- 山口県の陸続きの島・周防大島町白木半島地区
- 最寄りのコンビニまで片道20分ほどかかるため自動車必須(原付やバイク、軽トラなら貸し出せます)
詳しくは
何を(What)
- 週3日はさかえると一緒に作業、またはお願いしたことに対応していただく(何もないこともあります)
- SNSやウェブマーケティングなどから草刈り、掃除片付けまで幅広く対応をお願いする予定です
- 必ずしもお願いする仕事が週3日あるとも限りません。自分で仕事を獲る、見つける、くらいの心算でいらしてください!
手段(HOW)
- 週3日はさかえるがやっている仕事などを手伝ってもらいつつ(繁忙期以外はフリータイムになることもあります)
- 進めたい事業や仕事があれば適宜それ以外の時間で進めてもらう
- 希望されれば週1回程度進め方の確認や方向性の相談に乗りつつ伴走していければと思っています
- 周防大島にいる人への顔繋ぎやご紹介も可能な限り対応しますのでご相談ください(普段それぞれの活動をされている方ばかりなので、タイミングが必ずしも合わない場合があります)
よくあるご質問
注意点はありますか
- どんな生き方、働き方をしたいかが最も大切だと思っています。将来は当然変わりうると思いますが「今時点の」自分の考えをしっかりと持っておくようにしてください。
- 島内移動の観点で、最低でも原付免許は必須です。万一の場合に備え、任意保険の加入もお願いします。
- 家族の同意は必ずとっておくようお願いします。移住が失敗するケースで多いのが「家族に同意が取れていないまま進めてしまった」場合です。
- 一定期間無収入でも大丈夫な貯蓄や、資金計画をしっかり立てましょう。田舎暮らしは意外と初期投資はじめお金がかかります。
- 「こんなことできたら楽しそうだな」の裏には必ず理想とは程遠い現実があります。現実も想像したり「実際に経験したことのある人」にアドバイスを求め、まずは小さく始めてみて大怪我をする前に撤退しましょう。再起不能にならなければ何度でも挑戦できます。
- 田舎は都会から移り住む人のテーマパークではありません。既にそこで生活をしている人がおり、大切にされている慣習などがあります。挨拶や根回しなどを面倒がらずに筋を通すことを面倒がらない人でないとトラブルになることもあります。村に限らず、部活動や会社と同じようなもの、と考えると分かりやすいでしょう。
- とはいえ、新しいことを始めるときには「どうせうまくいかない」「大変だからやめておけ」の言葉はセットだと思いましょう。多少の向かい風は飛び立つためのエネルギーにできないと個人事業主として活動するのは難しいと思います。
とはいえ、アルバイトとか短期雇用的なものはあるか
短期やアルバイト的なものであれば
- さかえるからの業務委託(ウェブ情報発信関係)
- コーヒー屋さんでのコーヒー袋詰め作業
- はちみつ屋さんでの短期アルバイト
- 建設会社での古民家解体アルバイト
- 収穫時期の収穫手伝いバイト
- ホテルでの短期雇用
…はじめ、人との繋がりで色々見つけることも可能ですが「業種の偏りがある」という点は現実かなと思います。
ペーパードライバーなんだけど….虫苦手なんだけど…
妻もペーパードライバー兼虫苦手なのですが、今では慣れています。慣れます!
家賃ってぶっちゃけどのくらいなの…?
どの程度の家で許容できるか….次第です。ボットン便所で虫と同居状態でよければ「草刈りすればタダ」みたいなところもありますが、地方都市と同レベルな物件であれば一軒家で月2〜3万円をイメージしていただくのが無難かと思います。
いずれにしてもまずお試し暮らしをしてみて、地域の方から信用していただけたら色々な物件が出てくる、と思っていただけると良いかと思います。
選考スケジュールは?
- まずご連絡いただく
- 1次通過者にはさかえるから返信させていただきます
- Zoomにて顔合わせ&やりとり(気兼ねなく質問してください)複数回
- 現地にてお試し暮らし2週間
- お互いに納得したらスタート!
※さかえるだけが選ぶ側ではなく、応募する皆さんも「本当にここで大丈夫なのか」は各段階でしっかり判断してくださいませ!
こういう超ざっくりしたやることすらほぼ決まっていない段階くらいで「興味あります」だけのDMを送る人ではなく、自分がどこの誰蔵でどんなことが得意&やりたくて、一緒にこんなことできたら嬉しいっす、くらいの提案力がある人とご一緒したい気持ち。集落だと対人コミュ力提案力本当に大切なので…!
— さかえる🏝ひじき漁師 (@sakaeruman) August 18, 2021
何名くらい採用する予定?
2021年度はまず1名…の予定ですが、3年で3〜4名程度のペースでご一緒できるよう、こちらも頑張ろうと思っています!一緒に2022年のインターン生を育てていけるような若手事業主候補をお待ちしています。
どんなビジョンがあるの?
ざっくりいうとこの1枚で説明できるのですが、正直前例がない取り組みでもあるので、手探りです!一緒に手探りしてくださる方を探しているのが本当に正直なところです。
「人口減少と高齢化が課題」ってもはや地方のこれからを語るときの枕詞のように言われているのだけど、いいかげん潮目が変わっていることを認めて「人が減ることは当たり前」だと思おう。超長期で見れば人口は「明治前に戻るだけ」であって、この150年くらいがちょっと異常だっただけ。生き方変えよう pic.twitter.com/b86qYolZx0
— さかえる|沖家室ひじき (@sakaeruman) December 19, 2020
田舎でやっていけると思った根拠②個人事業主や家業の割合が圧倒的に多い。わしの住んでいる島はざっくり3人に1人が個人事業主か家業。日本全体だとざっくり10人に1人だから約3倍。そりゃそうだだって1955年以前の日本は働く人の半数以上が個人事業か家業だよ。この60年ちょっとが異常なんじゃい。
— さかえる|沖家室ひじき (@sakaeruman) July 2, 2021
申し込みについて
あえて「こちらからお申し込みを!」のような申込フォームは設定しませんので、やりたいぞ!という方はどんな手段でもOKです。さかえるまでご連絡くださいませ。
すんごく厳しいことばっかり書いて「さかえるってすげー厳しいやつなんじゃない?」と思ったかもしれませんが、やっぱりお互いミスマッチをなくすために、最初にきちんとお伝えしておかねば…という現実を列挙したにすぎません。
さかえるも一緒に働く人は選びたいですが、応募いただく方にとっても「この環境で、さかえると一緒に働いてデメリットを上回るメリットあるのかな」をしっかり吟味していただきたいからです。
逆に言えばこのくらいのハードルは「まぁなんとかなるっしょ」くらいのテンションで乗り越えてきてくださる方じゃないと…という程度には条件不利地域なので、逆境や厳しい環境こそ燃えるぜ!という人こそウエルカムです!
さかえる自身はわりかしゆるゆるしてますので、その辺りはTwitterの発信を見てみたり、Zoomなどで雰囲気を掴んでいただければと思います!
ニワトリと一緒にお待ちしています!
流石にいきなりは…という方や「色々準備を重ねて1年後には….」と言う方は、ひとまずお試し暮らしを体験してみたり、オンライン集落でやりとりを重ねたり事業を小さく一緒に育てたり…ということもおすすめです。
この企画のスポンサー
青汁王子こと三崎優太さんの贖罪寄付企画で、社会貢献事業に対する寄付をいただく企画についてプレゼンテーションし採択いただいています。
イケダハヤトさんのスポンサー企画にも応募して趣旨を説明し、スポンサーいただいています。

お二人にご寄付いただいたほか、もちろんさかえる自身が受け入れを行いますので、対象者が見つかれば若手事業主の育成に最低でも年間100万円程度は拠出していく所存です。
1人だとできることに限界もあるので、3年後の2024年ごろまでには事業主複数名で新しい独立希望の人を受け入れていけるようなサイクルができるように私自身も精進します。
「雇う・雇われる」という関係ではなく、事業主として独立しつつ事業主と事業主の関係で新しい集落の形を一緒に作り上げてくださる方をお待ちしています!
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