「なんだか調子が出ない」「思うような成果が出せない」ときに試すべきこと
ここ数日「調子がでない」という感覚だ。明らかに勢いがない。やるべきことはやっているはずなのに、なんだか納得のいく結果が得られていないように思えてならない。
ブログも毎日更新する、ということを決めているにもかかわらず、なんだかありきたりな記事しか書けないし、2日前ほどから、なんとかネタを搾り出してどうにかこうにか書いているという感覚なのだ。ざっくりいうと「自分で納得できる質のものが出せていないと実感している」状態である。
つらい。
このまま進んで行っても当初「やる」と決めた自分の目標を達成することはできないし、無理に続けても「なぜやるのか」というそもそもの目的から遠ざかってしまうことになる。ちなみに、ブログを毎日することに決めた理由は
- 今後生きていく上で自分の価値観に共感をしてくれる方と繋がり、その上で仕事のやりとりにつながるようなミスマッチの少ないご縁を継続的に作っていきたいと思っている
- ゆえに、日常的な気づきや大切だと思っていることなどの発信内容を、自前のプラットフォームに保存しておきたい
- なぜなら、SNSという「他人が作ったプラットフォーム上」だけで身につけた情報発信力には制限があるから
- 情報発信は筋トレのようなものであり「当たり前にできるライン」をなんとか無理やり引き上げる期間が必要である
- 「毎日やる」にしないと「気づいたら1週間経っていた」という結果になる(n回目)
…といったところだ。うまくいかないなぁ。というときにとっている手段を、この記事では見える化してみようと思う。
こういう時は「何か有益なことを発信してやろう」などとジタバタせずに「今うまくいっていないのはなぜか」であったり「つらい思いをしていること」をリアルタイムに記録しておくことも、後の自分自身や、同じような思いをしている人の心を捉えることができるかもしれないからだ。
キツイな、と思っている時のことは、その瞬間でないと記録できない。感情は生モノである。
すぐにできる対策
まず、コントロールできる部分に絞り、結果を出す
すなわちここでは「毎日情報発信を自前の媒体で続ける」ということ。毎日更新、については少なくともコントロールできる部分であり、どんなに質に納得がいかなかろうが、情けなかろうが「とにかく出す」というただ一点に集中する。…と、いうのがここ数日だ。
「更新数」という「目に見える数字」というのは自分でコントロールできる部分であるし、明らかに進んでいることがわかる数字を作ると、精神的にも”少し進んでいる感”が出てひとときのやる気は創出することが可能だ。
ところが「ただ続けるだけ」ではあまりに芸がないし、芸がないことは自分自身が一番よくわかることでもある。だから、つらい。
ちなみに「この、とりあえず何がなんでも出す、ができないんだよなぁ」という人は「第三者にやることを宣言する(約束する)」ことが大切であるが、「誰でも書けるものしか提供できない知識や体験しかできていない」という根本的な問題を抱えているケースも多いので注意が必要だ。
タスクを1日の前半に持ってくる(タスクの優先度を上げる)
ここ数日、記事を執筆しているのは寝る前である。すなわち「書かなければ寝られない」という状況に自らを追い込んでいるため、なんだか苦しいという感覚に陥るのだ。これでは長続きしないし、とりあえず捻り出したネタというのは「苦し紛れ」であるため本質的にやりたいことから遠ざかってしまうことが多い。
それを防ぐためには「午前中のうちにやる」だ。朝イチでやる、は、現状朝4〜5時から現場での作業が入っているときに実現できないため、少なくとも午前中のうちに「ノルマを終わらせるまではランチが食べられない」という状況で試してみることだ。
それでもダメであれば、優先度を最高度に上げてみる。すなわち「ノルマを終わらせなければ1日の他の作業をスタートできない」という制約をつける。
切り口を変えてみる
ネタが思い浮かんでいない、あるのにうまく抽出できていない、という可能性に対して取るものだ。具体的には「人と話す」「リクエストをもらう」といったことで「自分では気づいていないけれども他人からすると発信してほしいと思っている内容」すなわち需要があって供給できる情報を選ぶことができる。
新しい切り口を生み出す数を限定する
そもそも「広く浅く」か「狭く深く」のどちらに自分自身の情報発信を寄せていくか改めて見直す必要がある。「広く浅く」の場合は、「広く」の部分に特化すれば良いが、問題は「狭く深く」を大切にしたいにもかかわらず「広く」を求めすぎようとしている場合である。
目標を設定するときに「新しいものを生み出した数」は評価されがちであるが「既に生み出しているものを磨く」という作業は定量的に評価がしにくいものである。したがって「既に生み出しているものを磨く」ことについての目標を立て直す必要があるのではないだろうか。
対策に時間がかかるもの
即効性のある対応をしてみて、どうしても納得の得られる結果が出せない場合は、以下の第4象限におけるAかBの状態、すなわち「誰でも書けるものしか提供できていない」ということだろう。供給過多なものに価値など生まれない。
逆説的にいえば、質の高いものは供給が少なく、質の低い誰でも書けるものは供給が多い、という構造にもあるということだ。
仮にこの状態である場合にとれることは2つ
- 実際の体験に基づく、希少価値の高い情報や気づきを手に入れること
- 専門性の高い情報を手に入れること
この2つである。すなわち、現場に出て小さくともその場所で求められる結果を出すこと、加えて、そのために書籍を読む、調べる…勉強をすることだ。毎日の情報発信を欠かさないためには、その発信を裏付ける膨大な体験、気づき、知識がなければならない。
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