田舎にエンタメはない、はウソ
もちろん居酒屋や夜遅くまで空いているお店などは、ない。「お金を払ってお膳立てしてもらうエンタメは」ない。でも、セルフサービスでめちゃくちゃ楽しめるエンタメがそこらじゅうに転がっている。そう、大自然だ。
釣り
まず魚釣り。朝起きて30分後にはマイ漁船で瀬戸内海屈指の爆釣ポイントに。タイやハマチなどが汗だくになるほど釣れることも。おかずに困ったら沖に出ればよい。魚が釣れないときでも、コーヒー片手に瀬戸内の穏やかな海を眺めて釣り糸を垂らすだけで心が満ちてゆく。もうこのエンタメだけで死ぬまでOK。
畑
続いて畑。タネを撒き、苗を植えて日々メンテナンスし、ようやく数ヶ月後に収穫できる中期型のエンタメ。畑が高台にあればもれなく景色も楽しめる。世界一美味しい料理は「自分で作った野菜で料理する」ことによって生み出せる。間違いない。
そしてDIY。ちょっとした小屋なら自分で作る。欲しいものがあったらカスタマイズ。その気になればピザ釜やロケットストーブ、ブランコからジップラインなども。夏は竹を切ってきて流しそうめんだってできる。さて、ここまでで「都市型のエンタメ」と「田舎型のエンタメ」の違いが明らかになった。
都市型エンタメと田舎型エンタメの違い
「消費する」ことが都市型のエンタメに対して(わざわざ)「作る、生み出す、調達する」ことが最大の田舎型エンタメだ。BBQが好きな人などはイメージしやすいと思う。即効性はないが、じわーーーっと幸せを感じやすい。
他方、消費型のエンタメもなんだかんだで満たされていたりする。映画は小型のプロジェクターを活用すれば大画面を独占できるし、スマホがあれば大抵の書籍やマンガも読むことができる。いい時代だ。わしのちょっとした不満は「書店や図書館の蔵書が少ないこと」と「家系ラーメンがない」ことくらい。
大好物の家系ラーメンは「宅麺」という現代の冷凍技術と配送のおかげでだいぶ不満が解消された。本当に便利で良い世の中だ。図書館や書店も「書籍との偶然の出会い」ができるような空間がバーチャル上に近いうちにできるのではないかと期待している。検索で調べられるのは自分の知識の範囲だけですし。
音声で「ながら聞き」
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