「招かれざるお客」にならないように注意するべき5つのポイント
「アポ無しでの来客(訪問)」について。
というよりも、「受け入れる人の都合を考えてない来客(訪問)」について。シェアハウスを運営している人が
突然訪ねてきて「今対応できない」というとあからさまに不満そうな顔をされて戸惑った
ということをTwitterで呟いていて、超共感してしまいました。
超わかる…よくぞ言ってくれました!
家に限らず、地域とかゲストハウスとか、あらゆる場所で。待って待ってありがたいのだけどこちらにも都合ってものが…と。
ただ、かくいうわしも「受け入れる側」になるまではちゃんと分からなかったかもなぁ。
タイミングを合わせてちゃんとやり取りしたい。 https://t.co/1Tx8R5aQaA
— さかえる🏝ひじき漁師 (@sakaeruman) January 1, 2020
これ、人が集まる場をプロデュースして「受け入れる側」になった人なら結構共感してくれるのではなかろうか…。
ゲストハウスやシェアハウスをやっていたり、地域で活動していたり。ワークショップを開催していたり。
※くれぐれも誤解が無いように言っておくと「手伝いますヨ」系ではこんなことにはならないのですが、「とりあえず◯月◯日に行くから対応してな〜」とか、もっと最悪なのは「アポなしだけど来ちゃったから対応してな〜」みたいな【対応してくれるの当たり前】はマジ勘弁、ってことですね…。
ホント疲弊するんですよね。
来てくれる人の立場からすると「おい、行ってやるから多少、相手せえ」というのは分かるものの…
受け入れる立場になると
- 「大切なお客が来てるからちょっと機会を改めて欲しいな」とか
- 「今は集中したい別の予定があるから」とか
- 「ちょっと予定はないけど疲れてるんだよなぁ」とか
- 「ようやく取れた休みでゆっくりしようと思ってたんだよなぁ」とか
- 「休みだけど家族との約束があるんだよなぁ」とか
いやはや、いろんな事情があるんです。
「来てもらえる」ということって受け入れる者にとって基本的にはすごく嬉しいのですが、
せっかく訪ねるのであれば、「招かれざるお客」にならないために意識すべきだなぁ、
ということをこの記事では、自戒を込めてまとめました。
結論だけ先に言えば
「受け入れてくれる人を悪者にして相手の心にダメージを与えてはいけない」ということ。
仮にどれだけ迷惑なアポであっても「わざわざ来てくれている」という点においては
すごくありがたいのです…。
だから、対応できない、オモテナシしきれない受け入れ側が「なんだか悪いな…」となってしまうと、
心にボディーブローを食らってしまうのです。
そんな行き違いをなくすために「訪問者がちゃんと対応してもらいたい時にするべき」必要な5つのポイントを解説します。
1)そもそも「アポなし」で訪ねて喜ぶのはヒマ人だけ
「アポなし」の場合は基本的にサクッと用事が終わったり、すぐに退散する時だけ
受け入れる側にも都合というものがあります。
来てもらっても「すみません、今対応できないっす…」という状況だと、なんだかすご〜く受け入れる側が悪いみたいになってしまうのですよね…。
「受け入れてくれる人が悪者になってしまう」という点でマジで避けるべきです。アポなしが悪いわけではないですし、時にはアポなしの方がすごく嬉しかったりするのですが、
アポなしで行くというときは最悪断られるかもな…
ではなく
ま、アポなしだし向こうの都合もあるだろうから、面倒かけないようにしよう…
くらいに思ってもらえると、受け入れる側にとっては心の負担が減るのですよね…。
2)短時間で用事が終わらない場合は、必ずアポ入れしよう。
と、いうわけで、数時間以上滞在する場合は必ず一報は入れましょう。
特に、滞在時間が長くなるほど受け入れる場所にいる人の負担は大きくなるので、考えている滞在時間の長さに応じてより事前に相談・調整するようにするのが理想的です。
要するに「早め早めの相談」が受け入れ側にとってはありがたい、ということでもあります。
が、アポ入れすれば何でも良いというわけではなく
3)予定を一方的に伝えて「行くから」は乱暴
なんですよね…。
わしも、家族と約束があったところに半ば強制的に「行くから」という経験があり
「おいおいおいおい」と思った経験があります(最近はもれなくお断りするようにしています)。
そりゃ休みであったり、家族との些細な予定であれば他を優先することもできるのですが
「なんで優先順位付けをあなたにされなきゃいけないの?」と思われることは間違い無しです。
4)訪問日程の相談は複数提示して相談しよう
選択肢を複数提示してお話しするなど
「(受け入れてくれる)相手に選択権を渡す」ことを意識すると、
受け手は快く対応しやすいです。
もし、複数提示できない場合は「アポなし」と同じスタンスで行くべきでしょう。
5)訪問先で、できることを探そう
「訪問する側」にとっては「1回目の訪問」であっても、
「受け入れる側」にとってはどうでしょう?
受け入れる側も、みんな人が来てくれるということが嫌なわけでは無いのです。
本当に嬉しいのですが、やっぱり人間、一杯一杯になってしまうこともあるというもの。
相手の立場になって「何ができるか」を考えてくれる訪問者だと
「あー来てくれて良かった」となるのです。
正直なところ、どんなに仲が良い人でも、ずっと一緒にいると疲れることありますからね…。
だからこそ、無理せず気持ちよくやりとりするためには「相手への配慮」が必要になると思うのです。
まとめ
せっかく訪れているのに「やっかいなお客」「招かざるお客」にならないように
「きちんと対応して欲しいとき」は
- 基本的にアポなしは避ける
- 特に予定が短時間で終わらない場合は連絡を
- 連絡するのではなく相手の立場になって相談を
- 訪問日の相談は相手に選択権を与えよう
- 訪問先でできることを探そう
くれぐれも言っておくと、人を受け入れるような人は、みんな「誰かが来てくれたら嬉しい」んだよ〜!長く気持ちよくやりとりできるように、ちょっと配慮してくれるとすごく嬉しいな!
思い通りの対応が受けられなくても不満そうにしたり、怒ったりせずに
「おっじゃあ私これやっとくよ」という対応を逆にしておくと「福が来た…」と重宝してもらえるかもしれません!
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