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仮想通貨の大きな一歩。ビットコイン新取引「レポ取引」とは?

ゴールドマンサックス証券出身者が、ビットコイン先物に続く新取引の導入を検討中!

仮想通貨界隈ではあまり大きく取り上げられていないですが、ビットコインの新取引が検討されていると、米国ウォールストリートジャーナル(WSJ)が報じられた件「ビットコインにレポ取引導入の動き、先物に続く新手法」。

大ニュースです。何故twitterであまり取り上げられていないのか不思議なくらいです。

この新取引は、一般的な短期金融マーケットで行われている「レポ取引」のことを指します。新取引と呼ばれていますが、レポ取引は短期マーケット界隈ではかなり昔からある取引手法です。今回ビットコインで取引が開始されると以下のようなメリットがありますが、

結論、「BTCマーケットに洗練された投資家が増えることで、今より価格の予測がしやすくなり、健全な仮想通貨マーケットの全体の発展につながる」ということです(商品設計等は後述)。

簡単にビットコインレポのメリットを説明

  • レポ取引が成立するということは、BTCに担保価値があると認められたこと
  • BTCを担保に、有利に資金調達ができるようになる
  • 現物を保有している人は、短期マーケットで更なる運用が可能
  • つまり、BTCを「ガチホ」しながら貸借することで収益が得られる可能性有
  • 「価格が下がるかも」という人たちがマーケットに参加しやすくなる(ここ重要)

そもそも「レポ取引」とは?

ひと言でいうと、「持っているBTCを誰かに”一時的に”貸す」ということです。「レポ」とは、「repurchase agreement」の略と言われています。つまり、「買い戻し契約」。以下のような流れです。

セントラル短資「債券レポとは

  • レポは、資金とBTCを「一定期間交換する」取引。
  • BTCの貸し手は、BTCの代わりに借り手から現金を受け取る。
  • 一定期間経過後、BTCの貸し手はBTCの返却を受ける代わりに、借り手に現金を返す。

ビットコイン「レポ取引」のメリットとは?

実は、マーケットでは以下のようなニーズがあるのです。BTCを持っていると「担保付」であると判定されて有利に日本円やドル等を調達出来る可能性が出てきます。

  • BTCの貸し手(現金の借り手):一時的に現金を必要とする場合(現金の調達)
  • BTCの貸し手(現金の借り手):手持ち資産を有効活用。手数料を稼ぐ(運用目的)
  • BTCの借り手:BTCが一時的に欲しい時に、BTCを調達できる
  • BTCの借り手:BTCを調達して、空売りすることが出来る(!)

そして何と言っても、空売りがしやすくなるので、いろんな層の投資家が参入しやすくなるのです。

「空売り」がしやすくなると何がよいの?(そもそも「空売り」とは)

空売りの仕組み(価格が下がるぞ!という時にやると儲かる)

  1. 1BTCを一瞬借りてくる(借りるだけなので、貸し手に払う手数料だけでBTCを調達可能)
  2. 1BTCを100万円で売る(100万円の収入!)
  3. 暴落!1BTCが50万円に
  4. 先ほど売った1BTCを50万円で買い戻す(仕入れ値が下がったら嬉しいですよね?)
  5. 買い戻した1BTCを借りた人に返す(100万円の収入▲50万円の支払い)
  6. 差額の50万円からBTCを借りるときの手数料を差し引いたものが利益となる

つまり

  • BTCの借り手は、空売りをすることができる
  • BTCの貸し手は、手持ちのBTCで、更に手数料が貰える

貸し手、借り手双方にとってWIN-WINの取引なのです。

従って、ドルや円の短期マーケットでは、レポ取引は毎日数兆円規模(!)で取引がなされています

「空売り」によってマーケットの参加者が増えると何がよいのか

空売りがしやすくなると、短期的には価格下落要因(証券会社やヘッジファンド等の機関投資家たちが、価値の高いものは安く仕入れたいので、出来るだけ価格を下げようとしてくる)。

しかしながら、未成熟な仮想通貨マーケットにとって、長期的には大きなメリットがあるのです!

  • 時価総額が増える(BTC発行量が変わらないため、1BTCあたりの価値が上がる)
  • 洗練された投資家が多くなりマーケットが理論的に動くため分析がしやすくなる

基軸通貨であるBTCの価値が安定してくると、いよいよ仮想通貨が安心して取引できるようになります。基軸が安定すると取引が増えます。今までのような爆発的な伸びは期待できずとも、バブルにはなり得ない、「金融商品」として世の中に定着していくことになるのではないでしょうか。

こうなれば、各国当局も好き勝手に規制はかけられません。仮想通貨が世の中に浸透していく、大きな大きな一歩です。