「過疎はかわいそう」は会議室での妄想。
「過疎は助けるべき対象だ」という意見をよく聞くのですが、
実際に2018年から「限界集落」に住んでみて
「そんなこと、なくね?」と思っているので感じていることをまとめてみました。
結論から言うと、日本の田舎は「学ぶべき対象」
日本の田舎は助けるべき対象ではなく、学ぶ対象だ、と言うこと。
これから都市部で起こる「生活力の乏しい人たちの高齢化」で起こるホラーに備えて、今のうちに生活力とコミュニティの力が残っている場所や人々からしっかり学んでおくべきだなぁ、と。
「過疎高齢化はかわいそう」は会議室の幻想
「過疎はかわいそう」は会議室での妄想。「限界集落ではホラーが起きている」「集落が消えていくときにはとんでもなくかわいそうなことが起きる」と思う人がちょいちょいいるけど、そんなこと全くない。むしろ生き生きとコミュニティで助け合って豊かに生きている生活力のある人の笑顔がそこにはある。
— さかえる🏝田舎に仕事がないはウソ (@sakaeruman) July 28, 2020
田舎は「人が減って大変なところ」ではない。人が減っていても豊かな暮らしと笑顔があって「生活」の知恵が集まっているし、生涯現役でパワフルな人生の先輩がたくさんいらっしゃる。サービスに依存せず自分の力でなんでも作り上げるパワフルさを兼ね備えている。わしもそんな先輩方を見習って生きる。
— さかえる🏝田舎に仕事がないはウソ (@sakaeruman) July 28, 2020
日本の田舎は周回遅れのトップランナー
日本の限界集落に「人手」と「お金」をかける2つの理由
❶ 日本全体より100年進んだ地域だから(画像参照)
❷ 日本で起きる人口減少は2000年で1度も起きたことがないことだから人生をかけてこの課題に取り組んでいこうと思っています。日本の田舎は周回遅れのトップ。人口下げ止まりも世界一早い。 pic.twitter.com/8eIxquZPvO
— さかえる🏝田舎に仕事がないはウソ (@sakaeruman) September 16, 2020
「過疎が進んだ地域のこれからの政策をどうすればいい?どうすれば助けられる?」って聞かれることがちょいちょいあるんだけど、めちゃズレてる。田舎の良さから学ばなきゃ。過疎が進んだ地域は1週遅れのトップランナー。これからヤバいのは高齢者が激増する都市部だよ。
— さかえる🏝田舎に仕事がないはウソ (@sakaeruman) July 28, 2020
過疎高齢化が進んだ地域は「助けるべき対象」じゃない。日本の田舎は、過疎が進んでも豊かに人生を送ることができる①コミュニティ、②生活力が残ってる。今のうちに生涯現役で集落内で助け合う良さを学ばないと、高齢者が激増する都市部でこそホラーが起きるんだよ。会議室にいる人たち、気づいて!
— さかえる🏝田舎に仕事がないはウソ (@sakaeruman) July 28, 2020
政策や方針を考えていらっしゃる方はぜひ、
実際どんな人たちがどんなことをやっているか、
現地にてその目で確認し、その肌で体感してみていただけると大きな学びが得られると思います。
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