国内物流の半分!「長距離のトラック」に輸送を頼ることによる闇
千葉から広島にある妻の実家まで800km。出発から12時間経過!
これ、ぼくら夫婦は移住するときの1回だけだから楽しく過ごせるけど、日本の国内物流のほとんどを🚚トラックが支えているということに恐ろしさを感じる。
ぼくが依頼した引っ越し会社の運転手さんも同じ距離を走るということ…。
— さかえる🏝田舎に仕事がないはウソ (@sakaeruman) September 25, 2018
まさに今日、住んでいた千葉から引っ越しのため車で長距離を移動したのですが….
深夜の移動中、長距離トラックの多いこと多いこと…。
パーキングエリアに停車している仮眠トラックの多さに驚きました。
ありがたいと思う一方で、深夜早朝に高速を走っていると、数百キロの距離を移動し続けるトラックばっかりなんですよね
「便利ですぐ届く荷物」の裏側にこういう人たちがいてくれて、身を削って荷物を運ばざるを得ない現状があるということも痺れる。ほかでもない自分が頼んだ荷物だったりするわけで。
— さかえる/安定捨てて島移住@山口県 (@sakaeruman) 2018年9月25日
すこし調べてみるとやはり社会問題になっているようですね。
🚛トラック輸送業界
について調べてみたので分かりやすかった資料を共有<日本のトラック輸送産業 -現状と課題>https://t.co/o5OFXRrkwd
<ドライバー不足等トラック業界の現状と課題について(国交省)>https://t.co/0Iq1k64sUV
— さかえる/安定捨てて島移住@山口県 (@sakaeruman) 2018年9月26日
🚛トラック輸送業界まとめ
・国内貨物の50%がトラック
・減り続ける国内貨物を奪い合い、利益率は悪化
・事業者は99%以上が中小企業
・パイ奪い合いのしわ寄せはトラック運転手に
・規制は強化されているけれど…いやーこれはしんどい…。
— さかえる/安定捨てて島移住@山口県 (@sakaeruman) 2018年9月26日
>>日本のトラック輸送産業-現状と課題-(全日本トラック協会)によれば
国内物流のおよそ半分をトラックが担っているとのこと。
また国内のトラック輸送業者のうちおよそ9割が中小企業であり、
国内貨物の輸送需要が伸び悩むなかで、
限られたパイを奪い合っている現状があるようです。
ドライバー不足や劣悪な労働環境について、国も動いているとのこと
>>ドライバー不足等トラック業界の現状と課題について(国土交通省)
「物流」って普段はぼくら消費者には「届くところ」しか気にしないけれど…
深夜早朝にパーキングエリアに停車している大量のトラックをみると「消費者にとって便利でさえあればそれでいいんかい…」と強く思う。
このトラック1台1台に人が乗ってるんですよね。 pic.twitter.com/5sPXACtHaN
— さかえる/安定捨てて島移住@山口県 (@sakaeruman) 2018年9月25日
注文すればすぐ届く便利な日本の物流ですが、背後には大きな闇が隠れています。
「便利の裏には闇がある」
自分たちが普段意識せずに利用している「物流」について、もう少し関心を持ってみませんか?
>>トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会(国土交通省)
の検討資料にトラック輸送業界の現状と課題がわかりやすくまとまっています。
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