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義理の両親に、移住・独立の話をしたら猛反発の巻

🏝地方移住

若者がチャレンジすることにネガティブな大人たち(挑戦未経験者編)

義両親に自らの計画を披露しフリーで働くことに関して相談したところ、猛反発が帰ってきました。主に以下の内容です。

  • 安定的な収益源
  • 失敗したときのリスクヘッジ
  • 子供の教育資金

私自身、明確な解を持ち合わせていて、数字で根拠・妥当性を示しているのですが、「よく分からない」「確実でない」の一点張り。それは自分で計画を立てたことがないのですから、理解できなくて当然です。

個人で稼いでいくからには、確実であるかどうかは担保できないのは当然のことです。自分の頭で考えたことのない人は、やはり雇われ人として思考停止して生きていくのが一番楽なのでしょう。

若者がチャレンジすることにネガティブな大人たち(失敗者編)

周防大島で出会ったカフェ経営者から色々とお話しを伺いました。その方は、人口2万人、年間観光客数100万人の島で、1億円近い投資してカフェを営んでいたようです。結果彼は、事業は立ち行かず、購入時の半額以下で店舗を売りに出していました。

「事業を行うことは簡単なことではない」「借金をして事業をするにはなかなか難しい場所だ」云々、お説教をいただきましたが、是非借入を起こす際の事業計画を見たいものです。人口動態、観光客数からして、田舎で5千万円以上の借入を起こしてカフェのみの収益で返済することというのがまず信じがたいですよね。無謀にもほどがあります。

数千万円の借入を起こすのであれば、それを返済していくだけの集客手法を考えなければならないですし、それに応じた客単価を算出しなければなりません。

そもそも、観光客数と地元住民の数からして採算が取れるか取れないかはあらかじめ試算できるはずです(というか、そのような詰めの甘い事業計画で銀行がよく資金を出したな、というところが驚きですが)。

仮に失敗したとしても、自らの知識を極限まで高めておけばその後の働き口には困らない訳ですし、チャレンジしない理由にはならないはずです。その方の判断が間違っていただけで、きちんと自分の将来を考えている若者のチャレンジを妨げる理由は何もありません。

  • 経済圏を分析して、集客数を予測する
  • 集客数の予測から、必要な売上高、商品単価を設定する
  • 商品単価×客数=売上。事業が成り立つ売上から、客単価を逆算する
  • 売上、利益から逆算した無理ない借入、投資計画を策定

このように事業計画を精査せずに数千万円単位の借入を起こすとしたらそれは愚の骨頂です。逆に言えば、事業計画さえきちんとしたものを作れれば、地方で成功すること自体は難しくないのではないでしょうか。

果たして地方移住で悠々自適な生活をすることは、退職後でないとできないことなのか

本気で事業計画を立てて、計画を詰めて事業をしている人がどこまでいるのでしょうか、という話です。成功するために計画を立てることは当たり前のことで、妥当な事業計画を立てられていない方が非常に多いのではないか、という印象です。

「リスクがあるから」「確実でないから」とおっしゃる人は、では、いつ、いくら貯まれば、どのような事業がどの程度の規模で軌道に乗ればチャレンジするのでしょうか。ゴタゴタ言う前に事業計画をしっかり詰めつつ、行動しなければリターンが得られないのは明らかです。できない理由でなく、「どうしたらできるか」を考える、という人生の方が面白いことは間違いありません。努力して、道を拓いて行きます。頑張ります。

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さかえる

さかえる

銀行辞めて田舎で収入の柱を複数持って“合わせ技”で生きてる33歳。限界集落で島暮らしを楽しみながら、ひじき漁や畑からWeb・動画・講演までこなす現代の「百姓」です。沖家室ひじき生産・加工・情報発信及びカスタマーサポート担当。

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