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初の移住視察で学んだことまとめ。岡山県東部へ移住候補地の視察へ行ってきました。

岡山県和気町、瀬戸内市に行ってきました。

役場の方と、先輩移住者の方にご案内頂きつつ、色々なヒントを頂きました。自分達だけでみて回るよりも圧倒的に効率的だったため、所要時間とみたいポイントを事前に伝えて効率よく回れば、1日で4自治体くらいまでなら視察できるかもしれません。

岡山県和気町の視察記録

(1)和気町の概要

http://www.town.wake.okayama.jp/wakesum/

  • 和気町は岡山県の南東部に位置する、人口約1万4,500人の町
  • 岡山まで電車で30分の位置にあり、ベットタウンとしての機能もあるとのこと
  • 駅を中心としてコンパクトにまとまっている印象

(2)風景

駅から2~3分間車を走らせると広がる田栄風景、吉井川は壮観です。また、北部に位置する田上地区にある棚田風景も思わず息を飲む美しさでした。

寂れているという印象よりも、失礼ですが2万人に満たない人口ながら、どこか明るさを感じる街並みでした。山あいにある町ですが相応に開けた場所にあるため、日当たりも良好でした。

(3)住まい

  • 下水道トは全ての世帯に完備。民間でなく、町として整備したとのこと
  • 農地近接の倉庫付き物件が少なく、就農者支援をしたい町としても困っている模様
  • 移住者用の町営住宅も整備されており、月額6万円弱で入居可能とのこと

(4)仕事

  • 光ケーブルが集落全体に行き渡っており、どこでもインターネットを利用することが可能。民間が手を出さないところ、町が主導してケーブルを導入した模様(更新時期について要確認)
  • ナス栽培が盛ん。ネギ栽培を今後盛り上げていきたい意向あり。夏と冬で輪作している農家も
  • 岡山は活断層がないことから地震が起こりにくいと言われており、テレワーク×BCPのような文脈も面白いかもしれない

(5)先行事例

  • 各年代の移住例が相応数ある
  • 移住後就農した方で成功されていらっしゃる方も

岡山県瀬戸内市の視察記録

http://www.city.setouchi.lg.jp/setouchilife/index.html

(1)瀬戸内市の概要

  • 邑久、牛窓、長船の3町からなる市で、人口は3万7千人。
  • 岡山市へ 電車で30 分。大阪、広島へ2 時間強でアクセス可能であり、災害発生率の低さからも、立地上の優位性は高い。
  • また、気候上も優位性が認められる。他地域が天候不順で不作でも瀬戸内はなんともないことも多いとのこと。
  • 海が近く釣り場としても魅力も大きい。

(2)風景

観光地としても有名な牛窓から一望する眺めは絶景です。

他地区については所謂ムラの集合体、といったイメージでした。塩田をメガソーラー化するなどの再エネ系への取り組みも実施しているが評価については賛否分かれると思われます。

(3)住まい

牛窓地区の空き家対応を行う若手の方とお話しをする機会を頂きました。やはり、心理的ハードルから空き家を運用する(貸しに出す)ということはなかなかハードルが高い模様です。個別具体的な要望をお伝えし、個別に引き合いをかけて頂く形になるかと思います。

(4)仕事

  • 先輩移住者から、「担い手が少ない分、頑張った分だけチャレンジした人にはブルーオーシャンが広がっている」という心強いお言葉を頂きました。
  • 地域おこし協力隊コミュニティの会長が素晴らしくアイデア豊富で推進力もある魅力的な方でした。あのような方の元で働けたら楽しいだろうな、と思いました。

(5)先行事例

先行事例も豊富なようである一方、3町が合併してできた市であることもあり、旧町毎に移住者コミュニティがある様子でした。

地域の先輩方に教えて頂いたことと気づき

「そのアイデアこうしたらもっと良くなるかも」「こんな地域の課題を解決するのに使えるかも」といった類のアドバイスを多数いただくことができ、本当に実りの多い1日でした。

こういう面白い方々と出会うことができるのも、住む地域を変える大きなメリットのうちの一つではないかと思います。

今回の視察を通じて得た新たな気づきまとめ

  • 移住者側が「やりたいこと」をシンプルにまとめる(「私たちのやりたいこと5つ」のようなイメージ)
  • 本来であればテレワークは会社を辞めないための仕組み。まずはいまの会社と交渉して先行事例を目指すことが先決。
  • テレワークを陳腐化させない仕組みが重要。単価競争になった瞬間、テレワーク界隈もデフレの波に飲まれて立ちゆかなくなる。
  • 自分達のやりたいこと、と地域の課題解決をセットで考える(動物の保護施設を害獣対策にする、捕獲害獣のドッグフード化等)。
  • 互助のみならず、「報酬の仕組み」を作ることが過疎化を食い止めるキーワード

地域のキーパーソンを押さえれば一気に物事が進みそうなイメージです。逆にキーパーソンを押さえられないと全くことが進まないのだろうと思います。RPGでよくある、村人と話さないとストーリーが進まないイメージです。

今回気づけた移住のメリット

  • 育児環境は圧倒的。待機児童が少ない、空気が綺麗で自然がすぐ側、園庭の広さが都会の中規模公園並み
  • 移住検討者として一緒に視察した、脱サラSEさんと知り合ったが、チャレンジする中高年はやはり輝いていた。

今後地域活性化する上で必要だと思ったこと

過疎地域を活性化させるには外貨(日本国内他地域含め)の獲得が急務。物価が上がっていかない理由の一つが理解できました。

金融とITの力を使って、お金の流れを作ることができれば、結構良いサイクルができるのではないかと思っています。

  • 資金力ある高齢者から現役世代への資金、資産の流れを作る。
  • 田舎では通貨の価値がなく(物々交換)、外交手段として利用されるのみとなっている。
  • 必要なところに必要な資金はやはり供給されていない。

やはり地域おこし協力隊の報酬制度は今ひとつ。リスクを取るだけのリターン、成果を出しただけの報酬がなければ優秀な若者は確保できないことに気づいた方が良いかと思いました…。

「やりがい」だけで騙くらかすのは若者の気力体力の搾取。自治体職員にこの辺の考え方をぜひヒアリングしてみたいです。